• 2024-04-26 19:10

    ムラムラ蕎麦

     
     
     
    お昼に、お蕎麦を頂きました。
     

    もう、あったかいを超えて暑くなってきたので、最近はヒレステーキより、涼やかにお蕎麦が食べたいこの頃。
     
    好きなお蕎麦は、
    茶そば
    鴨せいろ
    とろろそば
    なのだけど、たまにはあまり食べないものにしようと思って天ざるにしました。
     
    結果、正解。
     
    海老とかぼちゃと舞茸。
    注文してから揚げてくれるので、サックサク。
     
    たまにはいつもと違うものを選ぶのも吉ですね。
     
    以前、蕎麦打ち体験をやってみたことがあるのだけど、やった事がある方いらっしゃいますか??
    あれ、けっこう大変なんです!
     
    そば粉を練って生地を作って伸ばして切るだけなのに、全ッ然うまくイカない!
     

    まず、そば粉を練るには『水回し』というそば粉に水を含ませて生地を作っていく作業があるのだけど、この水は少なすぎてもいけないし、多すぎてもダメ。

    この時の水の分量とまとまり具合が、後の蕎麦の出来を左右する、最難関にして最重要という鬼畜ポイントで、第一工程なのにもう既に超難しい。笑
     

    作った生地を伸すにもいくつもの工程があるし、均一な厚さにならないし、切るのも下手くそでうどんみたいな太さになっちゃうし。笑
     

    しかも、ただでさえ時間が勝負と言われている蕎麦打ちなのに、ツナギが使われない十割そばだったので尚のこと時間をかけられないのが大変で、理想とは程遠いショボいお蕎麦になってしまいました。
     
    それでも、講師の方が『素質がある』とお褒め下さって嬉しかった。でへへ。
     
    社交辞令かもしれないけれど、自分に都合の良いことしか聞こえない耳だからいいの。笑
    素質あるってけっこう嬉しいなぁ。
    私も時々、素質のある殿方にお会いするとニヤニヤしちゃうもんね。w
     
    集中力、勃起力、持続力、回復力、技術力…。

    ポテンシャルの塊みたいな殿方が、時々ハレー彗星の如く現れたりするのだけど、そういう方と深める快楽は脳汁ドバドバで最高に楽しい。
     
    ポテンシャルって実はとてもとても重要で。
     

    例えば、美容院に行って憧れの俳優さんの写真を見せて『これにして下さい』と言っても、骨格も髪質も違ければ同じにはできないように。
     

    快楽にもポテンシャルの有無は大前提に必要不可欠なことで、それなくして理想の快楽を作るのはとてもとても難しいです。
     
    また、私自身、技術的に未熟であるため、『01』はとてもとても苦手です。

    私は、『与える快楽』ではなく『引き出す快楽』を作っていくスタイルなので、元々あるポテンシャルのもと『12』は得意ですが、『01』は本当に難しい…。
     
    私の課題ですね。
     
    いずれにしても、快楽も蕎麦打ちと同じで、丁寧に作業をすることがとても大切。
    それはいつも忘れないでいたいですね。
     
     
    それはそうと。
    蕎麦打ち体験の講師の方がなかなかにカッコよくて( ω ) ムラムラムラムラ…笑
     
    作務衣ってかっこいいですよねぇ。笑

    職人フェチの私にはとても刺さって正直蕎麦打ちどころじゃなかったのよね。(っていう言い訳。笑)
     
    作務衣セッ…、グォホゲホゲホ
     
    (^p^)
     
     
    本日も、お優しい紳士様とたくさん出会えますように。
     
    ご指名、お待ちしております。*゜
     
    …しの
     
     
     

  • 2024-04-25 17:57

    All that jazz!

     
     
    先日、『CHICAGO』を観に行って参りました。
     

    先週、ミュージカル映画期間として、『マイ・フェア・レディ』『ブルース・ブラザース』『CHICAGO』の3作品が1週間限定で上映されていたのですが、『ブルース・ブラザース』だけ時間が合わなくて観られなかったの、とっても悔ちい。
     
    『CHICAGO』は、舞台版も映画版も大好きで何回も観ているのだけど、何回観ても良き!
     

    舞台版は社会風刺が効いていて面白いし、オープニングの“ヴェルマカンパニー”は本ッ当にかっこよい!

    映画版は、とにかくカメラワークとテンポ感が素晴らしいし、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの美貌とリチャード・ギアのイケおじっぷり、白飯3杯は軽くイケる。
     

    どちらも素晴らしいし、承認欲求と自己顕示欲にまみれた毒々しいあの世界観、人間臭くて大好き。笑
     

    私自身は、他者評価に興味がないから、承認欲求も自己顕示欲も持ち合わせていないし、嫉妬心も全くないから2人の気持ちには賛同できないけれど、なんか、かっこいいのよね。なんでだろう。
     
    自己承認欲求が主軸の私には、とても眩しい世界。
     
    かと言って、あんな風にいつもメラメラ威嚇している人、現実では関わりたくはないけれど。笑笑
     
    でもちょっと、銃ブッ放してみたいのはある。笑
     
    銃ブッ放しておきながらイケおじの敏腕弁護士雇って無罪放免。
    カッコよすぎる。w
     
    イケおじに弁護されたーーーーい!!!(迷)
     
    弁護士料はカラダで払いまs
     
    成功報酬は性交報酬でよろしいでしょuk
     
    イケおじに弁護されたーーーーーい!!!(迷)
     
    王様の耳はロバの耳ぃーーーー(迷)
     
     
    ……(   -   )
     
    CHICAGOは、ロキシーが主役だけれど、個人的にはヴェルマの方が好きで。
     

    ロキシーにコンビを誘うのも、最後会いに行くのも、あの刑務所カーストに揉まれてイキってたヴェルマにしては結構な腰の低さで、自分の居場所を守るために相手と折り合いをつけるかわいい所もあるのが好き。
     
     

    時〜〜々、私の髪型を、ヴェルマみたいでかっこいいとお褒め頂くことがあるのだけど、CHICAGOを意識しているわけではありませんでして。笑
     
    強いて言うなら、山口小夜子さんにインスピレーションを受けたものでして。
     

    山口小夜子さんは、アジア人で初めてパリコレで成功を収めた70年代のモデルですが、海外コレクションでアジア人が成功と言える地位にまで登り詰めたトップモデルは、彼女と冨永愛さんだけと言っても過言ではないほどです。
     

    海外では小柄とされる170cmの身長を逆手にとって、スキップのようなステップを踏みながらランウェイを歩く独自のウォーキングを生み出し、切れ長のアイラインに真っ黒なおかっぱ、真っ白な白粉に真っ赤な紅をさし、ハーフモデル全盛期に真逆を突っ走った彼女は、日本人的美の権化として『東洋の神秘』と絶賛されたそうですが、いや……、あまりにもカッコよすぎて…、、
     

    実は、6年ほど前まではずっと髪を長くしていたのですが、どうにも飽きてしまってどうしようかと迷っていた矢先、ふらふらと徘徊していた本屋さんで偶然見つけた山口小夜子さんの写真集に、度肝を抜かれまして。
     
    あまりの衝撃に、しばらくその場から動けなかったのを覚えています。
     
    それからずっと、今の髪型です。
    結構、お気に入り。
     
    ちなみに。
    生まれてこの方一度も染めたことがなくて、ヘアカラー処女です、私。

    高校生の頃は、エクステで赤とか緑とかシルバーとかメッシュを入れていたけれど、今はみんなが派手髪をしているのでやりません。笑
     
    ヘアカラー処女、奪われる日が楽しみぃ。♂♂
     
    何色が良いか、ご思案ください。
     
     

    本日も、ルールとマナーを守って正しく楽しく遊んで下さる清潔な殿方とたくさん出会えますように。
     
    可能な限りでAll that jazz ( )
     
    ご指名、お待ちしております。*゜
     
    …しの
     
     
     
     
     

  • 2024-04-24 17:52

    収支報告

     
    前回の出勤時、本指名様から御心付けを頂きまして。
     

    初めてお会いしてから日も浅いうちにご指名下さっただけでも充分過ぎるほど嬉しいのに、身に余るお心遣い、心よりお礼申し上げます。


     

    私の下手くそなお話にお付き合い頂いたばかりか、お別れの瞬間までご丁寧、ご親切に接して下さり、紳士的にお遊びなさるお姿、胸に迫る思いです。
     
    今後とも精進して参ります。
    何卒、よろしくお願い申し上げます。
     
     
    さてさて。
     
    頂いた御心付けで、欲しかった新刊を買いました。
     

    東野圭吾作品は、中学生の頃からの愛読書で、人間の度し難さみたいなものを、フィクションというのをまるで口実にするかのように生々しく淡々と描くから好き。
     
    人である事の哀しさに、同情の余地を与えない書き方。
    変に繕ったり、迂回させたりしない。
     
    だからこそ、せめて読者側が気持ちを寄せてあげなければ不憫で仕方がなくなる、その一点の隙を突く手法は、
    時に、本当に心を病んでしまいそうになるほど強烈に残ります。
     

    中でも、名著『白夜行』の姉妹作とされている『幻夜』の読了後は、リアルに三日三晩沈みました。笑
     

    『白夜行』では、主人公に対して情状を酌量する余地は充分にあるし、あの二人にどうにか陽の光が射すよう、読者の誰もが願いながら読み進めたことだと思います。
    ごく一般的な悲劇に対する感情を持って、何らおかしくなかった。
     
    が、『幻夜』にはそれがなく、とにかく救いようのない悪女と、救いようのない下僕。
    救いようのない結末。

    彼女の美しさだけが燦然と存在する残酷さ。
     

    こんな、自在に世界を創造できるフィクションの中でさえも人はこんなものでしかなくて、あるいは、フィクションだからこそこんな風なのかもしれなくて、物語の中ではこんな惨劇が繰り広げられているのに、本を閉じれば静寂な現実があって……。
     
    彼女は、可哀想、だったのかもしれない……。
     

    読み終わってしばらくは、どんな気持ちをどこにどう落ち着けていいかが分からず、ただ混沌とした雨雲を重く漂わせたままの数日を過ごした記憶があります。
     
    恐るべし、東野圭吾作品。
     
     
    ちなみに。
    マイベストオブ東野圭吾作品5選▼
    『容疑者Xの献身』
    『白夜行』
    『幻夜』
    『片思い』
    『祈りの幕が下りる時』
    『手紙』
    『さまよう刃』
     
    ……あれ?笑
     
     
     
    買った新刊は、上下巻モノなのでゆっくり読んでいこうかな。
     
    読書界隈では、読み方のスタイルにそれぞれ名前があるのですが、ご存知でしょうか?
     

    言わずと知れた『速読』、時間をかけてゆっくりと読む『遅読』、買った本を積み上げたまま放置する『積ん読』。
     
    私は、遅読、積ん読派です。
     
    ただ、積ん読と言っても、何も無下に放ったらかしにしている訳ではありませんでして。笑
    熟成させているのです、熟成。笑
     
    何となく気になって買ってみたものの、今ではないな、みたいな。
    とりあえず『積ん読』けれど、機が熟したらしっかり読みます。
     
    私が遅読なのは、どちらかと言えば、敢えてそうしている節がありまして。
     

    当然ながら物語はいつかは終わるものだけれど、その寂しさと先を知りたい気持ちとのせめぎ合いがいつも起こります。
    特に後半になればなるほどその気持ちは強くなって、更にペースが遅くなることも。
     
    なんというか、めちゃめちゃに良いS〇Xができた時、終わりたくないって思うような感じ。w
    そんな時ありません?笑
    イクのもったいない…、ずっとしていたい…、この快楽にずっと浸かっていたい感じ。
     
    あ。
    あんまり喋るとまたオタクって言われちゃう。笑
     
     
    あなたの愛読書、おすすめの本がありましたら教えてください。
    (エロ本大歓迎)
     
     
    本日も、お優しい紳士様と楽しく過ごせますように。
     
    ご指名、お待ちしております。*゜
     
    …しの
     
     
     
     

  • 2024-04-21 18:16

    前世は茶挽き女郎

    先日、『大吉原展』に行って参りました。



     

    本企画展、開催前にしてネット上で物議を醸したもので、、

    まぁ、まぁ、ろくに知りもしないですぐ喚き散らす輩は、つくづく浅はかでありんすなぁ。

    見てから言っておくんなんし。


     
    構想、準備に5年を費やしたというこの展覧会。
     

    巻頭言から放たれる主催の強い意思の羅列は、そこから先に語られる史実への誠実心を誓うもので、どれほどの思いで開催をしたか、その覚悟に思わず初っ端も初っ端から目頭が熱くなってしまうほどでした。
     

    そしてその言葉の通り、徹頭徹尾、一切も逸脱することなく、その歴史が示す意味の再考を私達に突き付けた素晴らしい展覧会でした。
     

    また、美術館に行くときの楽しみのひとつ、音声ガイドの担当ナレーターさんも外せません。
     
    今回は私の大好きな声優さん、沢城みゆきさんだったのがとっても嬉しい。
    品性豊かな艶やかで芯のある声が、吉原の歴史を真っ直ぐに語り継ぐのには最適です。
     
     

    私は、性風俗という文化、産業には昔から関心を持っていて、それは業界に身を置いた今でも変わることはありません。
     
    オトコがカネでオンナを買う。
     
    日常に巧く紛れているから忘れがちだけれど、冷静に考えたら結構すごいことだと思う。
     

    日本の公娼制度は、少なくとも約1000年前から存在していますが、生まれては消え生まれては消え、発展と消失を幾度となく繰り返し、繰り返し、今日に至るまでヨクはカネで繋ぎ止められて来ました。
     

    これほど日々、目まぐるしく変わっていく時世に、昨日までの“YES”が今日には“NO”になっているこの時世に、これだけは残り続けている。
    それって、スゴイことじゃないですか?
     

    極悪非道な人身売買の手段から、今では法的に保証された自由のもと、娯楽産業へと見事に進展を遂げたわけですが、それって、スゴイことだと思うのです。(語彙力)
     

    近年、特にこの日本の都では、弾圧粛清の波の押され、どうやら今は“そういう時”のようで、肩身の狭い思いで従業する日々ですが。
     

    もし、今の時世がこうではなかったら、オトナの帝国があったらいいなぁ、と妄想に耽ることがあります。
     

    風俗各種、SMクラブ、アングラBAR、ショーパブ、ステージ、キャバレー、コスプレイベント、AV撮影スタジオ、グッズショップ……
    この世のあらゆるエロだけが全て集結した、巨大なオトナの帝国。
     
    性を完全にエンタメとして確立させた、楽しいエロしかない帝国。
     
    もちろん、検査機関と薬局もあって、陰性証明がないと入れないようにしたい。
     
    完全クリアな状態で不健全を楽しめる、ノンストレスな世界。
     

    『JIN-仁-』の某回で、野風花魁が『なぜこんな病に怯えて生きていかねばならないのか』と、梅毒への不安と遊女の置かれた境遇の哀しさを吐露するシーンがあるのだけど、今、まさにその気持ち。
     
    コロナ禍以降、急激に増えた立ちんぼとマッチングサービス。
    知識のない人たちが、遊ぶだけ遊んで何もしない。
    そりゃあ、梅毒感染、過去最多は当たり前ですやん…………。
     

    遊ぶだけ遊んで検査しないって、ごはん食べて歯磨きしないのと同じだと思うのだけど、オトナの遊びにはオトナの責任があること、全ての人が衛生意識をしっかり持ってくれていたらいいのに、なかなかそうもいかないのが現実…。
    悲しいけれど。
     

    感染症と名の付くものがどれほどのものか、あのコロナ禍を同じく過ごした方々なら想像に難くないと思うのだけど、当事者意識がほぼ皆無なのが現実…。
    悲しいけれど。
     
    せっかく楽しいことをしているのだから、クリアに遊べたらもっと楽しくなるのに。
    ね??
     
    完全クリアな状態で不健全を楽しめる、ノンストレスなオトナの帝国、、
    あったらいいなぁ。
     

     
    話は戻りますが。

    『大吉原展』に展示されていた資料の中に、当時の花魁の筆跡をそのまま掘って刷った本の一部があったのだけど、その文字のなんと美しいことか…。
     

    花魁の地位に登り詰めるほどの遊女は芸事、作法も天下一品で、抜きん出た秀才でなければその位になることは出来なかったというのは誰もが知るところだと思いますが、あの文字の美しさには、その地位への弛まぬ努力の証が映し出されていて、至極万感の思いでした。
     

    寝る間を削ってご贔屓様にお手紙をしたためていたのでしょうけれど、あれほどの達筆で以てしたら、例え手練手管だとしてもスッ飛んで行ってしまいたくなりますね。笑
     

    実際に使用されていた三味線や小道具なんかもあって、どの浮世絵にも打掛が素晴らしく綺麗に描かれていますし、花魁の座の輝かしさと歴史の残酷さのコントラストがとても突き刺さる展覧会でした。
     

    ちなみに、仕事終わりに閉店ギリギリで駆け込み、一夜を共にする泊まりの馴染み客は、遊女には優良客だと大変喜ばれたそうで、やはり、この業界で羽振りのいい殿方が重宝されるのは古来、変わらないのですね。笑
     
     

    人権問題としては甚だ許されざる吉原、遊郭文化ですが、そこで生まれた芸術性やファッション性はとても好きです。
     
    オトコとオンナが存在する以上、形は変われどこの業界はきっと無くなりはしないでしょう。

    エロを趣味に持つ者として、日本の性産業の行く末を、しかと見つめ続けていくことに致しましょう。
    ご贔屓様方と楽しく過ごしながら。
     
     
    本日も、穏やかな気持ちで。
     
    ご指名お待ちしております。*゜
     
    …しの
     
     




  • 2024-04-16 18:07

    マイ・フェ〇・レディGO ON

     
     
    おとといね、久しぶりにお会いできた仲良し様と話したの。
    ホテルに入ったらまず最初に、洗面台の鏡の前で立ち〇ックがマナーなんだよネーって。←
    (´・ω・)(・ω・`)ネー!
     

     
    昨日、『マイ・フェア・レディ』を観に行って参りました。
     
    NOW ONを観るのも良いけれど、過去の作品を映画館で観るのはもっと好き。

    特に、リアルタイムでは絶対に観ることができなかった昔の名作が映画館のスクリーンで観れるなんてもう、ナニがびしょ濡れ案件。
     
    この贅沢感、幸福感。
    いくら、何でもある時代だとて、サブスクではこうはいきませんから。
     

    技術の進歩が如実に感じられるのは勿論のこと、公開された当時は、客席はどんなにか高揚していただろうと、生まれていない時代の人達が作って観たものが、今も尚人々に観られていることが伝えられたらいいのになぁ、と感慨に耽ったりします。
     

    『マイ・フェア・レディ』は何度も観た大好きな映画なのだけど、オードリー・ヘプバーンの可愛さが異常すぎて話が入ってこないのよねいっつも。w
     
    可愛い。
     
    すごい可愛い。
    ほんとに可愛い。
     
    もう、ほんっっッっっtttttとに可愛すぎる。
     
    なんであんなに可愛いの!?
    なんで何着ても似合うの!?
    緑もピンクもビロードもシフォンもイケちゃうの!?
    泣いてるの?可愛いぃぃぃぃいい…
    (落ち着けよ)
     
    そこに水を差すヒギンズ教授の痛々しさね。笑
    すっごい苦手、ヒギンズ。笑
    自己満で恩着せがましい。
     

    時代的に、男性優位、家柄、階級、至極当然だとは分かるのだけど、でも時代が変わったって、今だって時々遭遇するものこういう人。
     
    支配的でプライドが高くて、自分の思い通りにならないと怒る幼稚な人。
    自分の権利は主張するクセに、相手を人間扱いしない人。
     
    何度観ても、やっぱり好きになれないヒギンズ。
     
    ただ、今回改めて観て、新視点の解釈が生まれたのは自分でも驚きでした。
     

    今までは、イライザが戻ってきたのは、お互いが同じ気持ちだったことに気付いたからだと思っていたし、舞台版では特にそんな風な演出になっているからずっとそう思い込んでいたのだけど、もしかしたら、ちょっと違うかも…?
     
    男女の立場の逆転。
     

    彼にきっぱりと別れを告げることができたその瞬間に、イライザは本当の意味で自立し、レディになれたのだと思うのだけど、それは同時に、彼よりも優位に立った瞬間でもあったのかな、と。


    情に絆されて彼の元へ戻り、これからも寄り添っていくと決めたように見せて実は、彼女の復讐とパラドックスだったのかもしれない。
     
    “私を自分の都合のいいように扱ってきた彼が今や、私なしでは居られなくなっている。”
    “彼は私の全てだったけれど、今では私が彼の全てになった。私の『勝ち』”
     
    その確固たる自信がついたから、戻ってきたのかもしれない。
    この自信がある限り、戻ってももう、彼の支配下には決してならないから。
     
    もしそうだとしたら、イライザ、なんてカッコ良いの。
    ヒギンズは尚滑稽だし、それならちょっとだけ好きになれる。笑

    こういう男女逆転モノ、すっごいゾクゾクするのよねぇ…。w
     
    ただ、『なぜ学ぼうとしない?』というヒギンズの言葉は確かに納得。
     

    ものを知らない人ってすぐ怒るけれど(イライザも無知な頃は人の話に聞く耳を持たずにすぐ喚いていた)、学びでしか『人』は作り得ないことを改めて思い知ります。
    財産や地位なんていくらあったところで、学ぼうとしなければ心は貧しいまま。

    教養とは、単に知識量のことではなくて、学びの中で築き上げた心の強さ、豊かさ、人間的懐の深さのことを言うのだと、私は信じます。
     
    紳士淑女たるもの、学びあってこそ。
    ローマは一日にして成らず。
     

    イライザの成長とヒギンズの高慢さを観ながら、私の仲良し様、ご指名様は皆様全員がとても紳士的でいらっしゃることを改めて切に感じました。
     

    清潔な身なりは言わずもがな、いつもご親切ご丁寧に接して下さって、色んなお話ができて、学びと楽しさの尽きないお時間…。
    紳士が過ぎる。w
     
    ご指名様の真心に少しでもお返しができるよう、これからも努力を重ねて参ります。
    淑女を目指して。
     
     
    それにしても、オードリー・ヘプバーン可愛すぎる。
     
    ご指名、お待ちしております。*.。
     
    …しの
     
     
     
     
    p.s.
    大変なときに、どうもありがとうございました。
    どうぞゆっくりご養生なさって下さい。
    また、無理のない範囲で楽しみましょ。
     
     
     

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