唐突にフェティシズムの話がしたくなった。
私のところに来る変態共は、
・髪フェチ
・脚フェチ
・胸フェチ
が、なかなか多い。
貴方たちはどこでそのフェティシズムを獲得してきたのかしら。
私はね、スーツフェチ。
会社では性癖を隠すようにスーツを纏い、退社後にスーツを脱ぐと共に性癖を露わにするマゾ。
最高。
私のスーツフェチはいつからかしらと思い、振り返ってみると、小学生の頃からは好きだった。
生来、Sの自覚しかないから、きっと小学生の頃からSのスーツフェチなのだろう。
この経験がフェチの目覚め!と明確に言える人間もいれば、なんとなくいつの間にか...という人間もいる。
それがフェチの面白いところ。
大人になった今からでも、新しいフェチの目覚めもきっとあるはず。
未知なるフェチを目覚めさせることが出来たら、女王様冥利に尽きる。
勿論、私自身も飽くなき探求者として自分のフェチを追い求めたい。
今気になっているのは緊縛。
マゾという芸術作品をこの手で創りたい。
早く技術を身につけたいな。
蒼
私に馬乗りになられて抜け出そうとするのだけれど、あまりに非力で...。
私は上に乗っているだけなのに。
女の人に負けるなんて恥ずかしくないのかしら?
男として失格。軟弱。
顔を真っ赤にして抵抗してくるけど、軽く胴を太腿で絞めるだけで「痛いっ...!」とすぐ弱音をあげる。
そんなぺらっぺらのお腹だからじゃない?
簡単にへし折れそう。
時間が経つにつれ、抵抗する力も弱まってきたこの情けない奴。
抵抗しないとどんどん絞められて、苦しめられるのに。
疲れている奴に情けをかけるほど、私は優しくないのよ。
最後は「ううっ...」としか声を出せなくなっていたわね。
もう少しでお前を仕留められていたかしら。
蒼
「乳首を強く摘まれるのが好きなんですぅ」なんて軽い気持ちで言うと、想像の数倍で返ってくるからお気をつけて。
乳首強く摘まれるの好きなのよね?
じゃあなんでこんなに無様な格好で這いつくばって、のたうち回っているのかしら。
「痛い!痛い!」って逃げようとしても股間は膨らんだままだから、痛みと快楽は繋がっているのね。
あまりの痛さに乳首を隠そうとすると、私からのお仕置きが飛んでくるから、また別の痛みに襲われていたわね。
マゾの、痛みに耐え切れなくなって悲痛な顔を浮かべる瞬間が大好きよ。
ご褒美には顔潰し顔騎。
お前の顔面脂汗かいていたから、私のお尻が濡れちゃったじゃない。
シャワーの時にしみる乳首は、私からの拷問の証だからね。
身体に痛みを刻み込んだから、きっともう虜よ。
蒼
私のサンドバッグ候補になりたいなら、もう少し強くならないとね。
パンチは案外耐えれていたけれど、ブーツキックは相当ダメージ大きかったみたい。
いいところにhitした時は床に崩れ落ちちゃって、丸まった背中が情けなかったわよ。
ものの15分でKO。
人類最弱じゃない?って思う程、ちょろかった。
このマゾは手コキ寸止め耐性無さすぎて、
すぐにイきそうになるからペニバンで虐めてあげたの。
バックで突いてあげたら、トロトロと先から精液が。
我慢汁ではなくて精液。
突くたびに少しずつベッドを汚していくなんて、堪え性の無い奴。
ゆっくり突いても速く突いても、気持ち良さそうに喘ぐなんて可愛いわね。
でも速い方が反応良くて、ついつい激しく腰を振ってしまったわ。
鏡の前での立ちバック...
あれは2人だけの秘密にしておきましょうか。
サンドバッグとしてもっと耐えれたら、あの立ちバックを更にしてあげるわね。
頑張りなさい。
蒼
SMに王道も邪道もない、と私は思っている。
誰もが全く同じ性癖を持っているわけでもないし、変態性だってひとりひとりの個性。
私はそんなお前たちの性癖を余すところなく見たい。
そして、私の性癖も見て欲しい。
お互い変態なんだから。
どうされたいのか、こっそり話してみて。
世間には言えない願望を曝け出して。
隠している性癖を口で語る、身体で表すなんてとても官能的だと思わない?
めくるめく甘美な時間を一緒に過ごしましょう。
蒼